• 今からでも間に合う!Windows 10導入・運用セミナー~デスクトップ仮想化(DaaS | VDI)で移行も運用管理も楽々解決~・セミナーレポート
    [第1回]Windows10の導入は、その後の運用も考慮して検討しなければならない!

    2018.10.23

    M³DaaS

    今からでも間に合う!Windows 10導入・運用セミナー~デスクトップ仮想化(DaaS | VDI)で移行も運用管理も楽々解決~・セミナーレポート <br>[第1回]Windows10の導入は、その後の運用も考慮して検討しなければならない!

    ※本記事は2018年10月23日時点の情報を元に構成しています。

    Windows 7 の延長セキュリティプログラムの発表

    Microsoftは米国時間9月6日、有料の Windows 7 延長セキュリティ更新プログラム (ESU) を 2023 年 1 月まで提供することを発表しました。

    Windows 7 ESUの対象は Windows 7 Professional と Windows 7 Enterprise のボリューム ライセンスユーザー。販売はデバイス単位で1年ごとに価格が上昇します。Windowsソフトウェア アシュアランス、Windows 10 Enterprise、 Windows 10 Educationのサブスクリプションを利用しているなら割引が提供されます。また、Windows 7 ESUが適用されたデバイスの365 ProPlus は 2023 年 1 月までサポートされます。


    Windows 7 延長セキュリティ更新プログラム (ESU)は有償であり、本記事の作成時点で詳細が公開されておらず、ESUを適用することによる影響、メリット/デメリットなども明らかではないため、本記事では2020年1月14日の延長サポート終了を前提した移行プロセスについて解説します。


    出典:Microsoftウェブサイト https://blogs.windows.com/japan/2018/09/07/helping-customers-shift-to-a-modern-desktop/#mTAMs2UdKKsRCgHU.97

    Windows7のサポート期限が2020年1月14日に迫るなか、いまだ多くの企業でWindows7が業務に使用されています。今後、多くの企業においてWindows10の導入を真剣に検討し、いかにスムーズに移行するかが、IT担当者の大きな課題のひとつとなるのは間違いありません。

    そこで、日本ビジネスシステムズ株式会社(以下:JBS)の助川雄二氏を招き、日鉄ソリューションズ株式会社(以下:NSSOL)の藤沢俊希とともに、専門家の立場から、Windows 10の導入・運用をスムーズに行うための施策について解説しました。そのセミナーの様子を、3回にわたりレポートします。


    第1回は、セミナー冒頭の挨拶として、Windows10導入の概況を語ったNSSOLの菅野孝治の話をもとに、助川氏および藤沢のアジェンダに共通するWindows10導入の基礎的な話をご紹介します。
    第2回はSAC (Semi-Annual Channel)追従について、
    第3回はデスクトップ仮想化について、それぞれお伝えしていきます。

    (出典:株式会社アイ・ティ・アール「ITR User View クライアント環境動向調査2017」)


    これまでのOSとは一線を画すWindows10

    Windows10は、これまでとは一線を画した設計のOSになっています。
    今までのWindowsなら、バージョンアップは3~4年に一度で、その間はリリース時の最新機能によって業務を行うことができるものでした。サポート期間も長いため、必ずしも新製品ごとに導入をする必要はなく、一度最新版を導入すれば数年間はそのまま使用できるという安心感がありました。

    その代わり、セキュリティはそれほど対策されておらず、所有者が別個にセキュリティ対策をする必要がありました。


    ところがWindows10は、今までのものとはまるで様相が異なる製品となっています。
    大きなアップデート(Feature Update、機能更新プログラム)が半年に一度あり、これはほぼOSのアップグレードに近い変更が行われるものです。

    また、毎月行われるアップデート(Quality Update、品質更新プログラム)もあります。機能は常に進化し、セキュリティ対策はOSで担保するという仕組みになっています。


    なぜそのような仕組みが導入されたのかというと、ひとつはITのコンシューマー化が要因です。
    現在、世界中で多くの人に行きわたっているスマートフォンは、OSを無料でアップデートできるようになっています。古い機種だと最新OSが対応しなくなるため、無制限にアップデートし続けられるわけではありませんが、OSのバージョンアップのたびにいちいち最新OSを購入してインストールする、といったことをする必要はありません。この思想が、パソコンOSの世界にも入り込んできたのです。


    また、クラウドサービスでは日々新たな技術が登場するため、それを享受するためにはOS側でも頻繁にアップデートを行う必要があります。3年に1度のアップグレードでは、OS自体がレガシーになってしまうでしょう。

    セキュリティ対策においても、これまでのようなシグネチャベースでの検出エンジンではとても脅威に対抗することができない現状があり、クライアントを脅威から守るために、OSとクラウドサービスの連携によってクライアントを要塞化して、脅威に対抗する必要が出てきました。そのためにも、頻繁なアップデートが必要になるのです。


    こうした背景から、マイクロソフトは「Windows as a Service(WaaS)」を打ち出し、Windows Updateを通じて新機能を常時、提供するシステムを採用しました。それが全く新しいOS、Windows10なのです。



    2つのサービスチャネルが存在

    Windows10の特徴のひとつは、ユーザーが更新プログラムを展開する期間を選択できるように、2つのサービスチャネルが用意されていることです。


    SAC(Semi-Annual Channel)

    OA業務を行うユーザー向けの、一般的なチャネルです。半年に一度のサイクルで機能更新プログラムが適用され、1バージョンあたりのサポート期間は18カ月(Semi-Annual Channel Target含む)となっています。


    LTSC(Long Term Servicing Channel)

    特定のビルドを機能固定して、更新プログラムを展開しないチャネルです。医療機器やATMなどの特殊デバイスで使用するように設計されています。バージョンは2~3年ごとにリリースされますが、そのたびに更新する必要はなく、10年間提供される品質更新プログラムのみを更新していくことになります。

    リリース後の新たなチップセットへの対応はないため、同じデバイスを10年間使い続ける必要がありますし、Office365のような頻繁な更新を必要とするソフトウェアを使用することはできなくなります。そのため、MicrosoftはOA業務用としては推奨していません。



    サイクルの異なる2つの更新プログラム

    Windows10では、先に説明した通り、毎月の品質更新プログラムに加え、今までの「OSのアップグレード」に相当する、機能更新プログラムが提供されるようになっています。


    品質更新プログラム(Quality Update、以下QU)

    月1回、更新が展開されます。従来の更新プログラムに相当し、品質向上やセキュリティ修正を目的として提供され、複数の問題に包括的に対応したプログラムとなっています。


    機能更新プログラム(Feature Update、以下FU)

    年2回、更新が展開されます。従来のOSのアップグレードやサービスパックに相当するものです。新機能の追加や変更が目的で、数GBの容量のデータが配信されます。Windows10の運用では、SACで年に2回リリースされるFUにいかに追従するかがポイントになります。



    SACのリリースライフサイクル

    SACのFUは、リリースから18カ月の間、サポートが受けられます。
    しかし、その一方で新たなバージョンが半年ごとに提供されるサイクルになっており、18カ月以内に次のバージョンへとアップデートを行う必要があります。

    OSの最新バージョンへの移行は、OSの更新情報を分析したりアプリケーションとの互換性を簡易検証する検討フェーズや、検討した計画によって検証を進める検証フェーズ、そして端末にキッティングして実際に使用し、不具合がないか確かめていく展開フェーズというように、段階によってフェーズを整理すると効率的にタスクを進めることができます。

    半年ごとにアップデートを繰り返すなら、これらの検討、検証、展開といったフェーズを半年以内に収めていくべきですが、その負担が大きい場合には、ひと世代スキップして年1回のアップデートで追従するという方法が考えられます。

    ただしこのやり方だと、次のバージョンを検証し、展開して問題がないか確かめている最中に、利用しているバージョンのサポートが切れてしまう可能性があります。もし展開中に不具合があっても以前のバージョンに切り戻せなくなる可能性があるため注意が必要です。


    Windows10の運用では、この「SACのFU」にいかに追従していくかがポイントです。
    追従するための体制を計画的に整えていかなければ、FUがリリースされるたびに振り回されて、サポート切れのFUで業務をしなければならない、そんな状況に陥ってしまう可能性があるのです。


    以上、Windows10導入の概況を簡単に解説した菅野の話を元に、Windows10の基礎的な説明をご紹介しました。Windows10を導入するには、その後のアップデートに備えて体制を整えることが重要になる、というのがポイントでした。
    第2回では、いかに体制を構築していくか、SAC追従支援について、セミナーで解説された内容をご紹介いたします。


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