働き方改革を支えるSkype for Business OnlineとXenApp/XenDesktop | 仮想デスクトップ(DaaS | VDI)

働き方改革を支えるSkype for Business OnlineとXenApp/XenDesktop | 仮想デスクトップ(DaaS | VDI)

働き方改革を推進するうえで、オンラインのリアルタイムコミュニケーションは必要不可欠。しかしVDIは音声やビデオが苦手だ。快適に利用するための実現方法について、日鉄ソリューションズのセミナーから日本マイクロソフト株式会社 中尾行宏氏、シトリックス・システムズ・ジャパン株式会社 大串昌央氏の講演の模様をレポートする。

多様な働き方をサポートするSkype for Business Online

ms-nakao.png日本マイクロソフト株式会社では社員同士のコミュニケーションの質を維持しながら、場所を問わない働き方を実現するために、クラウドサービス「Office 365」の「Skype for Business Online」を活用している。日本マイクロソフト株式会社 中尾行宏氏の講演では、Skype for Business Onlineの機能紹介と適用シーンが紹介された。

日本マイクロソフト株式会社は2011年2月の品川オフィスへの本社移転を契機に、働き方改革を推進してきた。多様な働き方が組織力の向上につながると考え、あらゆる場所で仕事をしたり、コミュニケーションを図ったりするためのさまざまな手法を試し、意識・文化改革に取り組んだ。そのツールとして重要な役割を担っているのがSkype for Business Onlineだ。

Skype for Business Onlineは在席状況を確認して、最適な手段ですぐに連絡が取り合えるコミュニケーションツール。業務に関係する人の在席状況が可視化されており、連絡する際に電話、チャット、メールなど最適な方法を事前に判断できる。また遠隔地とのビデオ会議が容易に実現できるので、「大部分の会議にWeb会議を併用することで、大幅な交通費削減と社員の時間の節約を実現できた」(中尾氏)といった効果が得られたという。

しかし、Skype for Business Onlineを快適に利用するには導入時に考慮点がある。音声やビデオといったコンテンツのリアルタイム通信は、ネットワークの問題により通話品質が低下したり、クライアント端末の性能に影響を与えることがあるのだ。講演では、ネットワークの使用帯域の予測方法や機能に応じた品質制御の方法など、導入にあたっての考慮すべき技術ポイントも紹介された。

XenApp/XenDesktopが実現したSkype for Businessとの共存

cx-ohkushi.png続くシトリックス・システムズ・ジャパン株式会社大串昌央氏の講演では、働き方改革の基盤としてVDIに求められるニーズ、および生産性の向上とセキュリティリスクの低減という両立を実現する「XenApp/XenDesktop」についての紹介が行われた。

VDIを含むクライアント仮想化はもともと、情報漏えい対策ソリューションとして発展してきた側面もある。「リモートワークでは端末からの情報漏えい対策、接続端末のマルウェア対策やパッチ適用などを徹底するクライアント管理が必要になるが、クライアント仮想化はサーバーで実行されている画面のみを配信する仕組みのため、データやアプリを端末に残さずに集中管理できる」(大串氏)と、クライアント仮想化のメリットを解説した。

なかでもシトリックスのXenApp/XenDesktopは、「デスクトップを配信するXenDesktopとアプリを配信するXenAppを適材適所に組み合わせてクライアント仮想化のコストを最適化できること」「XenDesktopは物理サーバー(ベアメタル)とクラウドに対応しハイパーバイザーも自由に選択できること」「OSとアプリをイメージで分離して効率的に集中管理できること」といったいくつもの特長を備えていると説明する。

そんな特長の一つに、Skype for Business Onlineとの共存がある。「シトリックスはマイクロソフトと古くから協業関係にあり、VDIとユニファイドコミュニケーションの統合に取り組んできた。その成果として開発したシトリックスのHDXテクノロジーは、リアルタイムの音声とビデオの負担をエンドポイントへ振り分け、発信者と受信者のトラフィックが直接通信できる機能を実装している」(大串氏)とのことだ。

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