Oracle

導入事例:一般社団法人全国地方銀行協会様

全国地方銀行協会、会員銀行向け信用リスク情報統合サービス「CRITS」のIT基盤刷新にOCIと運用サービス「emerald」を採用

~コスト最適化・運用高度化・拡張性向上により持続的なIT基盤を実現~

  • Oracle Cloud
  • emerald

日鉄ソリューションズ(以下、NSSOL)は、一般社団法人全国地方銀行協会(以下、地銀協)の会員である61行の地方銀行向けに展開する信用リスク情報統合サービス「CRITS®(クリッツ)」(Credit Risk Information Total Service)のシステム更改プロジェクトにおいて、IT基盤の「Oracle® Cloud Infrastructure(OCI)」への移行支援、およびNSSOLの運用サービス「emerald(エメラルド)for OCI」による運用支援を提供

背景

地銀協は、会員銀行の信用リスク管理高度化を支援するため、CRITSを2004年より運営している。
CRITSは、信用リスク管理の根幹となる財務・信用情報データベースや財務スコアリングモデル、信用VaR(Value at Risk)モデルの3機能を統合的に提供するサービスである。
従来のオンプレミス環境のEOSL(End Of Service Life)を迎えるにあたり、セキュリティと安定性を維持しつつ、リプレースや運用にかかるコストを抑えるとともに、持続的に進化できるIT基盤への刷新が求められていた。

ソリューション

NSSOLは、長年にわたる金融機関向けのミッションクリティカルなシステムの構築経験や、クラウド移行・運用ノウハウ、Oracleソリューションの豊富な実績が評価され、本更改プロジェクトのパートナーに選定された。
設計から構築、移行、運用までを包括的に支援し、OCIに特化した運用サービス「emerald for OCI」を中核に据えた運用体制を構築している。

主な特長

  • Oracle運用ノウハウを集結した「emerald for OCI」の採用
    OCI ComputeやLoad Balancerなどに対し、標準的なOCI用NSSOL運用メニューを採用することで、短工期かつ低コストで運用サービス導入を実現。
  • PaaSの活用により、高信頼・低運用負荷となったデータベース基盤
    Oracle DatabaseにはOCIのBase Database Serviceを採用。自動バックアップ機能を活用し、信頼性を担保しながら運用負荷を大幅に軽減。
  • IaC(Infrastructure as Code)による構築の自動化
    IaCツール「Terraform」を利用した構築作業の自動化により、人為的ミスと構築負荷を軽減し、構築作業の効率化を実現。

期待される効果

従来オンプレミスで運用してきたIT基盤を、セキュリティと安定性を確保したうえでクラウド方式へ移行することで、金融機関の厳格なシステム要件に適合した高度な監視・障害対応、キャパシティ管理を自動化・効率化し、コスト最適化や運用の高度化・自動化を実現する。
また、OCIへの移行によるコストパフォーマンスの向上に加え、リソース最適化と運用効率化の一体的な推進により、インフラおよび運用を含めたトータルコストの抑制が見込まれる。
将来的な利用拡大にも柔軟に対応できるスケーラブルな基盤を整備したことで、将来的なサービス拡張にも柔軟に対応することが可能となる。

※制作当時の社名を記載しております。