IT運用プラットフォーム
IT運用をコストから競争力に変える
DX（デジタルトランスフォーメーション）の実現に向けて、企業のIT部門に求められる役割は、従来よりも大きく、そして複雑になっています。業務コストの削減、システムの安定稼働、ITコストの適正化・見える化といった「守りのIT」の継続に加え、クラウドや生成AIなどの先進技術を活用し、売上や市場シェアの拡大を目指す「攻めのIT」の実践も求められるようになりました。
こうした多様なミッションの両立により、IT部門の業務負荷はますます増大しています。
しかし、IT人材不足は依然として深刻で、特にIT運用現場ではその影響が顕著です。限られたリソースの中で、IT運用の品質を維持・改善し続けることは、容易ではありません。NSSOLでは、こうした人材不足の影響を受け、次のようなIT運用課題を抱える企業が増えていると考えています。
特定の運用担当者に依存してしまい、運用ノウハウも社内共有されないため部門全体での業務最適化に取り組めない。
そもそもITSMツールなどの導入がされておらず、障害内容・発生頻度・解決方法が管理されていない。
IT運用自動化・高度化に関する技術情報を収集・学習できていないため、既存の業務環境の改善まで手が回らない。
NSSOLは55年以上にわたってIT運用事業を展開してきました。2016年には次世代運用サービス「emerald（エメラルド）」の提供を開始しており、豊富な知見を蓄積しながら運用ノウハウを磨き続けています。この高品質なIT運用ノウハウをベースに、NSSOLが考える最も効率的なIT運用プロセスを、お客様自身で手軽に実現いただけるようにパッケージ化した新サービスがemerald SaaSです。
emerald SaaSで提供するemerald Systemには、自動化やITSMといったIT運用の高度化に必要な機能がテンプレートとして予め実装済み。お客様はツール選定やPoC、導入・定着化にかかる時間やコストを大幅に削減可能です。特に運用基盤構築、運用設計フェーズの削減に優れており、導入期間は従来比で約3分の1となります（当社比）。
上段：従来のemeraldによる導入期間下段：emerald SaaSによる導入期間
NSSOLが過去55年以上にわたって、100社以上のIT運用で培った知見「emerald Knowledge」をご活用いただけます。
プロセス・作業ナレッジや、生成AI活用のベストプラクティスを用いることで、システム特性に応じた高品質なIT運用を実現します。ナレッジ詳細は右図をご覧ください。
emerald Knowledge一例
IT運用のプロフェッショナルであるNSSOLのカスタマーサクセスが、お客様IT運用環境の継続改善を支援します。
改善支援の一例として、IT運用状況を定量的に評価できる「IT運用パフォーマンススコア」を判定します。IT運用現場で重視される「監視最適化」「定型化率」「自動化率」といったKPIごとにお客様の現状をスコア化した上で、当社から改善の伸びしろを定量的にご提示します。お客様が改善に注力されたいKPIの優先順位をつけ、数値に基づいた建設的な議論をすることで、お客様の今後を見据えた戦略的な次の一手を見える化します。
スコアイメージと算出の根拠となるNSSOLのロジック例
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