これまで内製開発にてオンプレミス上に構築していた多くのシステムを、より変化へ対応しやすいシステムへ刷新することを検討。こうした大胆な改革へと注力する体制を構築するためにも、既存のITインフラ運用を限られた人員で行えるように効率化する必要があった。
多くのITシステムを数年かけてクラウド移行する計画を策定。クラウド化に合わせて更改するもの(クラウドシフト)と基盤のみを入れ替えるもの(クラウドリフト)に分類した上で後者のシステムには、absonneを選定。移行対象のシステム数は600近くにも及んだ。
事前のアセスメントやクラウド移行のコンセプト策定を入念に行ったことでabsonneへの移行は順調に進行している。これが完了することでシステムの維持・運用工数を削減できると見込まれ、IT人材の再配置や再育成にも取り込んでいく予定としている。
事例詳細
システムの可用性向上や運用最適化を実現する上で、コスト削減も期待できるパブリッククラウドへの移行について検討を進めていた。
マルチサイト構成の実現等、可用性の高さを評価し、AWSを採用。AWS標準の移行ツールCloudEndureを活用し、スピーディかつコストを抑えた形でオンプレミス環境の30システム以上をAWSへ移行した。
可用性を向上させながら、既存のオンプレミス基盤・AWSを問わず同じ運用体制で運用レベルを維持することができるようになった。
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コスト最適化のためシステムのパブリッククラウドへの移行を順次進めている。Centサービスを利用しているが、既存アプリケーションに影響を出さずに移行する必要があった。
Cent系の移行性の高さからAWSを採用。長年に渡り本システムの運用を担当してきた日鉄ソリューションズが綿密な検証を実施し、移行を進めた。
既存アプリケーションの影響を最小限に移行が完了した。移行後はパフォーマンスも向上する見込みである。AWS移行後のシステムの運用も日鉄ソリューションズが担当する。
シチズングループでは2020年より基幹システムのクラウド化を推進中である。この度、メーリングリストサーバーがハードウェアのEOSLを迎えるため、期限内にAWSに移行する必要があった。
グループ共通IT基盤の構築・運用を担う日鉄ソリューションズがAWS環境を構築した。アプリケーションの再構築に合わせて、システムに合わせてAWS環境を構築する「セルフ型」を採用。
予定していたスケジュール通りにプロジェクトが進行。シチズングループでは今後もパブリッククラウドファーストを推進し、AWSへの移行を進めていく方針である。
膨大な営業データを蓄積しているが、データの鮮度と扱いやすさに課題があり、営業現場でのデータ利活用が思ったほど進んでいなかった。
クラウド上に新たな情報基盤を構築し、経営・販売に関わる情報や顧客情報など全国のデータを集約。さらに分析に利用する従来の表計算ソフトなどに加え、高性能なBIツールを導入した。
大量かつ鮮度が高い情報を利用可能になり、従来の環境では困難だった分析方法に対応した。BIツールの導入もありデータ利活用の高度化につながった。
ビジネスパートナーとの価値協創を進め、ライフスタイルの変化に合わせた新たなサービスの創出に取り組むなかで、AI(人工知能)が最適な保険プランをレコメンドする「AIほけん」サービスを計画していた。
ユーザー目線のサービス開発を効率的に進めるため、アジャイル開発手法とクラウドネイティブのアーキテクチャーを採用。従来、小規模開発向けとされてきたアジャイル開発手法を大規模なサービス開発に適用した。
プロジェクト開始から8カ月で2種類の新しい保険サービスをリリースし、ユーザーを多数獲得した。パートナーとのアジャイル開発を通して、大規模な新サービスを素早く立ち上げる価値協創体制も整えた。
グループ内のシナジーを強化するため、事業会社の部門ごとに構築・運用していたサーバー環境をグループ共通のデータセンターに集約して仮想化するとともに、運用をアウトソーシングして効率化を進めることにした。
グループ共通のITインフラとして、データセンター運用にNSSOLのITアウトソーシングサービス「NSFITOS」を選択。NSSOLの標準プロセスを活用して早期サービスインを実現した。約500台のサーバーをabsonneへ移行する。
グループ共通の高品質なITインフラと運用管理業務の効率化を計画通り実現。以前は正社員を含め約30人がサーバーを運用していたが、現在はインフラサービス部の業務委託5人とemeraldに集約できた。
事例詳細(「ITソーシング」ページに移動)
事業成長の基礎づくりのため、システム基盤の安定化が求められた。コスト削減目的の自前主義を見直し、アウトソーシングによる高品質なシステム基盤とともに、事業成長に向けた戦略企画業務に注力できるIT部門を目指す。
システム基盤をクラウドサービス「absonne」と北九州データセンターに移し、運用・保守業務も委託する包括的ITアウトソーシングサービス「NSFITOS」を採用。移行はL2ネットワーク延伸によりスムーズに完了した。
新システム基盤は計画通りに稼働。スターフライヤー側の運用・保守負担を大幅に減らし、運用サービスレベルやセキュリティーも向上させた。IT部門が攻めのITに向けて戦略企画業務に注力することが可能になった。
開発スピードを高めるため、2014年にシステムのインフラをクラウド化する方針を立てた。 だが、当初想定したAmazon WebServices(AWS)にすべてを移すのは現実的ではなく、もう一つの選択肢としてVMwareベースのクラウドが浮上した。
移行先となるクラウドサービスとしてローソンが選択したのは、24時間365日稼働のシステムを運用し得る「absonne(アブソンヌ)」。クラウド環境へのレイヤー2ネットワーク延伸によってスムーズな移行を実現した。
1年余りで、計画通り既存システムの多くをabsonneに移行。2017年6月には、利用していた3カ所のデータセンターのうち1カ所から完全に撤収し、データセンター費用を圧縮した。今後もabsonneへの移行を継続する。
BCP(事業継続計画)などへの対策として、プライマリデータセンターを自社から他所に移設する検討をしていた。立地やコストに加え、多様なクラウドサービスを利用できることも条件に加えて検討を進めた。
国内外13カ所の最終候補の中から、北九州にある日鉄ソリューションズ(NSSOL)の新鋭データセンターを選定した。決め手は、多様な使い方ができるNSSOLのクラウドサービスabsonneと、パブリッククラウド連携だった。
北九州への移設によって事業継続リスクを抑えるとともに、クラウドサービスabsonneを利用して、より柔軟なインフラを整備した。基幹系を含む新規システムはすべて新しいインフラ上に構築し、既存システムも順次移行する。
中期経営計画に基づくビジネス構造改革の一環として、IT部門の体制を変革。IT戦略の立案とIT企画の推進業務へのIT人財のシフト、ITインフラの最適化、災害対策強化、ITサービス品質の向上などを実現したいと考えた。
日鉄ソリューションズが提供する包括的ITアウトソーシングサービス「NSFITOS」を選択して、NSSOL新鋭データセンターとクラウド(absonne)の活用を推進。ITインフラ運用業務は外部委託する。
IT部門がIT戦略の立案とIT企画の推進に集中し、NSSOLが運用を担う新たなIT部門としての体制を構築した。運用リエンジニアリングで品質向上とコスト削減を実現。今後も、持続的に各種施策を推進していく。
医療と介護のシームレスな連携に向けて、情報共有ポータル「MeLL+」の開発を検討。介護情報管理クラウドサービスと医療情報管理システムを連携させ、多様な職種のスタッフが情報を共有する仕組みを実現したいと考えた。
信頼性に優れるabsonneとスケーラビリティに優れるAWSを組み合わせたITインフラを用意。介護情報管理クラウドのITインフラ(absonne)を提供する日鉄ソリューションズにデータ連携機能の構築・運用支援を依頼した。
2種類のクラウドとオンプレミスの医療情報管理システムが連携するマルチ/ハイブリッドクラウド環境により、信頼性とスケーラビリティを両立。患者・利用者の満足度を高めるサービスとしてハイペースで事業を拡大している。
業務改革の一環として情報システム部を戦略企画系業務に集中させ、システムの災害対策を強化する。製品のEOSLと災害リスクの早期回避から1年間でサーバー約600台を外部データセンターへ移行・移設したいと考えた。
日鉄ソリューションズが、顧客状況に応じて柔軟に対応可能なソリューションによりプロジェクトを着実に実行。同社の新鋭拠点、および同拠点で提供するクラウドサービスを活用するとともに、運用・保守を委託する。
予定通り約1年でプロジェクトが完了。運用外部委託とデータセンター移転で情報システム部が戦略企画系業務に集中する体制の整備と災害対策強化を実現した。今後は、運用・保守の標準化や自動化でコストダウンを進める。
※制作当時の社名を記載しております。
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