開発スピードを高めるため、2014年にシステムのインフラをクラウド化する方針を立てた。だが、当初想定したAmazon WebServices(AWS)にすべてを移すのは現実的ではなく、もう一つの選択肢としてVMwareベースのクラウドが浮上した。
移行先となるクラウドサービスとしてローソンが選択したのは、24時間365日稼働のシステムを運用し得る「absonne(アブソンヌ)」。クラウド環境へのレイヤー2ネットワーク延伸によってスムーズな移行を実現した。
1年余りで、計画通り既存システムの多くをabsonneに移行。2017年6月には、利用していた3カ所のデータセンターのうち1カ所から完全に撤収し、データセンター費用を圧縮した。今後もabsonneへの移行を継続する。
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