事業会社がECサイトや業務系システムで利用するグループ共通インフラの刷新に合わせて、柔軟かつ迅速にサイバーリスクに対応できるセキュリティ基盤の構築が求められた。
セキュリティ基盤の中核ツールとして、ログデータ管理・分析プラットフォームの「Splunk」を採用。多種・多量のログを自動的に集約、相関させることで多層的な分析ができる環境を整備した。
高度なログ分析が実現し、サイバー攻撃などへの対応が迅速になった。従来なら攻撃の調査に数日かかっていたような複雑なケースでも即時の調査対応が可能になるなど、オペレーションが大幅に効率化した。
事例詳細
コロナ禍の影響もあり、大学におけるDXが加速する状況のなか、Bring Your Own Device化(以下、BYOD化)の推進に伴うPC教室のクラウド化プロジェクトが始動。学外からのアクセスに多要素認証をかけられることを前提に、クラウド型のVDIサービスの選定に着手した。
学内のITインフラのユーザー管理にAzureActive Directory(以下、Azure AD)を採用していることもあり、マイクロソフト製品との親和性が高いAzure Virtual Desktop(以下、AVD)の導入を検討。Citrix Cloudと組み合わせることで多要素認証や運用面での課題を解決できる環境を構築した。
360ユーザーが同時に利用できるVDI環境を構築し、PC教室の運用・維持にかかるコストを大幅に削減。将来的にはPC教室の廃止も予定されており、20以上あるPC教室を他用途へ転用することによるメリットも期待されている。
人材ビジネスが急成長するなか、社外で働くグループ社員のため社内環境へのアクセス基盤を整備する狙いがあった。ファット端末並みのパフォーマンスと使用感に加え、情報漏洩を封じるセキュリティ対策を求めた。
VDIソリューションである「Citrix Virtual Apps and Desktops」を採用。デジタルワークプレースサービス「M³DaaS」による実績と知見を評価し、ITパートナーとしてNSSOLを選択。併せて、運用・保守体制を再構築した。
エンドユーザーの意見調整まで含むプロジェクト運営は円滑に進行し、デジタルワークプレース環境は計画通りに稼働。多様なワークスタイルの実現と生産性の向上に寄与。グループ全体へ展開可能なVDI基盤も整った。
ワークスタイル変革と業務効率化に向け、社員が自宅や外出先など、どこからでも安全に業務を行える仕組みを整備する。クライアント仮想化技術により、端末へのデータ保存を制限することで、セキュリティを強化したいと考えた。
柔軟性が高く品質やコスト効率に優れるNSSOLのクライアント仮想化ソリューション「M³DaaS@absonne」を選定。要件に合わせて段階的に、アプリケーション仮想化環境とデスクトップ仮想化環境を導入する。
幅広い業務が社外で安全に行える仮想化環境を短期間で実現。2016年4月からの新たな人事制度に合わせて本格的に利用を開始した。今後、利用者を段階的に増やし、ワークライフバランスと業務効率の向上を加速していく。
競争力強化のためオフィス改革とIT環境の再構築を一体化して推進している。施策の一つとして、デスクトップ仮想サービス (DaaS) を活用。社員が場所や時間に縛られず、創造的に働ける環境を構築したいと考えた。
DaaSとして、導入実績が豊富で、ユーザの要望に応じて機能追加が柔軟にできる、新日鉄住金ソリューションズの「M³DaaS@absonne」を選定。ユーザビリティの向上や2要素認証によるセキュリティ強化などを行う。
2014年4月時点では国内およびアジア地域を中心に約3000人が利用中で、新しい働き方が急速に広がっている。オフィス改革全体の効果でコスト競争力も強化。今後はグループ企業を含む1万1000アカウントに利用を拡大する。
「強い丸紅」の追求に向けたITインフラ整備の一環として、アプリケーション仮想化技術を活用。海外を含む出張先や私物PCでも社員が業務を遂行できるようにリモート業務環境のセキュリティを抜本的に強化したいと考えた。
「Citrix XenApp」による新たな業務基盤を構築し、電子メールやOfficeソフトなどを社外から安全に利用できるようにする。同製品の知見・実績が豊富な新日鉄住金ソリューションズの支援により短期間で構築を完了させた。
電子メールからの情報漏洩リスクへ対処するとともに、社内ファイルサーバーへ社外からアクセス可能にするなど利便性を向上させた。今後は個人所有のスマートフォンやタブレットによるBYOD(私物端末の業務利用)を実現していく。
様々なシステム開発プロジェクトが利用する開発環境において、最新の脅威動向を踏まえてセキュリティを担保しつつ、社内外の開発者とのコラボレーションを可能としたリモート開発を実現しようと考えた。あわせて調達コストの最適化も目指した。
全体管理者による俯瞰的な管理とプロジェクトごとの課金・リソース調達・管理とを両立できる、「M³DaaS for Windows Virtual Desktop with Citrix Cloud」を選定。Citrix Cloudの持つ電源管理機能により無駄なコストの抑制も行う。
DXにより多様化する開発環境へのニーズに迅速に対応。全体管理とプロジェクト管理の両立により、セキュアかつ場所や端末を選ばない自由度の高い開発環境を実現。段階的に利用を開始し、将来的には2,000~4,000名が利用予定。
※制作当時の社名を記載しております。
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